鬼の棲み処

普通な人「おーが」の記憶を逃がす場所、ただの備忘録

Eg(エンジン)

俺、普通にエンジンをEgて書いてるよな。ケータイに登録してあるもんやから、今まで解れへんでいた方は許せ。


他で見て解る通り、かみとmarl、N.O.Mが800㎞彼方から来てた。
で、marlが約束通りパルくんを生き返らせてくれるってんで、駐輪場までご案内。
かみとYKTも着いてくる。

「とりあえず回してみ。」

我が師marlのお言葉に、いそいそとバッテリーをつなぐ俺。

キュキュキュキュキュ…

小気味よくセルは回るが、相変わらずEgがかかる気配無し。

「ガス来てんのか?」
「多分、来てんで。ガス臭かったし…。」

俺の言葉を聞き流すようにmarlはキャブのドレンを開ける。

「来てねぇべ?普通、こんだけ開けたらガスがたれてくんぞ。」

どうやら、嘘つき決定。
てか、じゃあ、あの滲み出てきた液体はなんやったんや?

「負圧式かぁ…。」

慣れた手つきで燃料コックからホースを外しにかかるmarl。

「そやって書いたべ?」

やっぱりバラす気らしんで、工具を取りに行く俺。

かみとmarlは代わる代わるあぁでもないこうでもない言いながら、ホースを吸うたり、CBRのタンクからホースを引いたり、タンクからコック外したりしてるが、一向に燃料が回る気配があれへん。

「よし、今夜の家族会議の議題だな。」

marlの一言でパルくんは再び駐輪場へ。
2人はCBRに興味移し、Egかけようしてる。
バッテリー外してあるから、バッテリーをつないでmarlに渡す。

キュル、キュル、キュキュ…。

はい、バッテリーご臨終。
しかし、ここでメゲへんのが男の子。
押し掛けしようとスタンドを外し、グイっと

「重て!」

しばらくパルくんばっかかまってた(言うてもしれてんが。)もんやから、フロントキャリパーまでスネて引きずってるみたい。
CBRまでEgかかれへんのがショックな俺は、marlと交代して押し掛けしまくる。
終いにゃあ、表へ出して、かみに押してもらいつつ、2人ががりで押し掛け。

「かかれ!」

俺の願いも空しく、CBRはうんともすんとも言わへん。

「うわぁ、朽ちかけてるよぉ。」
「うっさいわ!なんとかするんじゃ!」

marlの冷やかしに強気に答えるがEgかかる気ぃせぇへん。

「よし(ハァハァ)止めや(ゼィゼィ)」

とっくに日ぃ落ちてるし、恐ろしく重い物体と化してるCBRに見切りをつけ、終了宣言。

単車2台のEgはかかれへんかったが、こっちのEgは全開準備OK!
宴へ突入や!←軽く空元気《泣