どうでもいいっちゃどうでもいい
何も無いんはえぇことなんか悪いことなんか。
もしかしたら、無いのは記憶力なんやないかと心配になり始めた男おーがです、皆さんこんばんは。
最近暇見つけてココの空白の3年間埋めてんのやけど、思てる程埋まらんのな。
おーがは3年間何して生きてきたんか心配んなってくるわ。
ちゃんと少しづついろいろやってまともに生きてんのにね。
再開
梅雨入りして台風来て、遊べん日ぃ続いて少しイラちな男おーがです、皆さんこんばんは。
言うたかてお前、仕事終わってもネトゲするか、ねこさんずと遊ぶかしかしやんやろ?
なんて思たおーがフリークな皆さん、ノンノンノン、今のおーがは違うんよ。
愛娘のnnkが高校受験したのが今年の冬。去年の春頃から塾行きだして、帰りは仕事終わりのおーががお迎えしててん。
おーがが仕事終わって家に帰るんが19:20。塾の駐車場争奪戦に勝つには、20:40くらいに家出やなあかんくて、この間の約1.5時間がどうにも気に入らん。おーがには、何するにしても中途半端な時間なん。
せやから、仕事終わって塾の近くの温泉入ったり、塾の駐車場でスマホゲーしてたりして時間潰してたんやけど、10月のある日思たん。
そいやぁ魚釣りしたいかも。
いや、ココ書くずっと前にやってたんよ、魚釣り。
飼い主様とも何度か行ってたりすんのさ。せやから道具は全部揃ってるし、なんなら4~5人分くらい持ってるから、やろ思たらすぐ出来んの。
頭ん中で道具の在り処確認したりしてたら、エサの問題に気付いたん。
おーがが主に使うのはイソメか活きエビ。
エサ屋(釣具屋)なんざおーがの出勤する時間に開いてる訳あれへんから、塾ある日の前日に買うて、家の冷蔵庫に置いて、職場持ってって冷蔵庫に入れて、仕事終わって使うん?
朝持って出るの忘れたり、職場で冷蔵庫入れ忘れたりしたら大変やん。
仕事終わって5分で竿出せる環境で、塾終わりに間に合うように出たとしても、釣りしてられんのは2.5時間やで?
調子悪けりゃイソメ2匹で十分な時間やもん、もったいないわ。
てな訳で諦め・・・
そいやぁルアー持ってんなぁ、道具一式
エサ問題解決!《笑
せやけど手持ちの道具は全部ブラックバス釣る用やん?海でも使えんのか?
気になったら調べる。調べるんやなかったけど《笑
アジング
なんてワードが引っ掛かってきた。
あ~聞いた時あんなぁとか思いながら調べると、ライトソルトゲームてな海でやるルアー釣りの一つらしい。
「ライト」てな言葉の通り、軽くて細くて小さい道具でやる釣りらしくて面白そう(おもろそう)
そんじゃ、手持ちの道具でライトソルトゲームてのをやってみるかと、道具引っ張り出してきて、ライトソルトゲームの肝んなる1gの重り付き針(ジグヘッド)と1.5インチのワーム買うてきてあれこれ試したん。
ところが、手持ちのルアー竿やと硬過ぎる、穴釣り用のおもちゃ竿やと柔らか過ぎて、どっちでも投げられへん。磯竿だの投げ竿だのやと当然無理なんは明白。
無理矢理投げても、どっちの竿も水の抵抗受けて泳ぐルアーの感触が全くわからん。
こりゃ無理やて諦めて早々に海を後にしたんが11月末。
そしてその週末・・・
うん、買ったね、竿。ライトソルトゲーム的にはロッド
いつまで続くかわからんもんやから、とりあえず安てそこそこなん調べて買うたんが¥6000也。
ついでに、ナイロン3号じゃ空気抵抗やら水の抵抗デカ過ぎるってんで、フロロカーボンてな聞いた時無い細い糸買うてリールに巻き直した翌々日。
いよいよライトソルトゲームデビュー!
いきなり釣れた《笑
チビタチウオやけど3匹くらい立て続け《笑
ところが糸細くしたせいか糸のトラブル連発。
原因は、¥1000程度の投げ売りおもちゃリール。部品の隙間に糸が入り込んだり引っ掛かったりで、投げてる時間より糸直したり仕掛け作り直してる時間のが長い《笑
まぁ釣れんのんわかったし、また仕事終わりやねて事で早々に海を後にしたんが12月頭。
うん、買ったね、リール。竿と同じくらいの値段したけど、DAIWAのちゃんとした安リール。
こいつにおもちゃリールから糸巻き直して準備万端。
結局やってる事はバス釣りと大差ないてな判断から、重さや動きの違うジグヘッドと釣れそうなワームも追加購入。
いやぁ、いろんなメーカーさんが趣向を凝らしたニョロニョロしたゴムのおもちゃ見てるだけでなんであんな楽しいかね?
見てるだけやのぅて財布の中身ごっそり減ってるけど《笑
そっから週何日かのペースで釣りして帰るての繰り返してんのやが、なんで真冬に始めたかね?まぁとにかく寒いってんで、手袋とか買うて釣り続ける始末。止めやんとこがおーが流《笑
2月は流石に厳しい状況やったけど、まぁ5回行って1回釣れやん日があるかな?てくらいは何やかや釣れるし、釣れやんくてもアタリは有るもんやから飽きへん。
先週は雨やら風やらで1週間まるっと行けやんかったけど、初めてやないかな?
そんな感じで釣り再開して充実した日々送っとります。
ギター弾く時間のぅなって放置してるけどな《笑
っぽくない
まぁ他人(ひと)がどない思てようと知ったこっちゃない訳なんやけど、流石に
「サザンとかユーミン聴いてそう」
とか言われて凹んでる男おーがです、皆さんこんばんは。
どっちも嫌いやったりすんのになぁ。
さて、昔から「人は見かけによらぬもの」なんてぇ事を言いますが、先程の話もそういう類ですな。
見た目の雰囲気から、普通のおいちゃんが懐古的にってな意味合いでそう言ったんでしょうが、言われた本人は面白くない。
こちとらバリバリの江戸っ子でぇい!てなもんで、スカからデスメタルまで洋楽ばっかり聴いてる訳ですよ。ロックな訳ですな。
そんなロックなあっしにもね、自分で言うのもアレなんですけど、ちょいと人には言ってない「らしくない」楽しみってかぁ趣味みたいなもんがありまして。
そいつをちょいとお話ししてみようかと。
いや何、大した話じゃねぇんですけどね。
実は文房具が大好きでして。
えぇそう、勉強したり書類仕事したりする道具、文房具。
特にね、筆記用具が大好物なんですよ。シャーペンだのボールペンだの、ちょっとしたこだわり持って使い比べて「コレだ!」ってな一本を探し出して大事に使うんでさぁ。
その延長でここ数年ハマってるのが万年筆。そうそう、インク入れて書く、ちょっと粋な感じのアレ。昔の文豪さん方が使ってたような、あの字を書く道具。
あの万年筆で「字を書く」ってぇのにハマっちゃいましてねぇ。
いや、違うな。万年筆は大昔にも使ってたんですよ。
いやね、昔ロックバンドなんてのをやってた時分に、歌詞を書くのに万年筆を使ってたんでさぁ。
どこでどぅ手に入れたのかなんてのはすっかり忘れちめぇましたがね、とにかく万年筆でノートにクソ野郎だのぶち殺せだの中でイッちまうだの書き殴る訳でさぁ。
当時は万年筆の正しい使い方なんて知らねぇですから、ペン先を潰しちゃって書けなくなっちまったらまた買ってくるくらいは気に入って使ってましてね。
ところがバンド辞めて社会に出て肉体労働者になるってぇと、途端に文字なんぞ書きゃしない。そんな毎日繰り返して、いつしか万年筆なんて忘れてたんですな。
そんなある日、たまたま入った文房具屋で見つけちまったってのが、お値打ちな万年筆。
最近じゃインク遊びする婦女子の皆さんに人気だってんで、かなりお安いのが出てるんですなぁ。
なんと¥300でお釣りが来ちゃうってんだから驚いた。しかもどこぞかの怪しいもんじゃなく、天下のプラチナさんの商品だってんだから二度驚いた。
いや、メーカの希望小売価格なんざ知りませんよ?あっしゃあ眼の前に有る物の値札見て驚いたんだから、その値段で話してる訳でさぁ。
元々万年筆の書き味が好きな上に、インクカートリッジまで付いて¥300ってんだから買わねぇ手が無い。ひょいと摘みあげてそのままレジでお勘定だ。
翌日職場で使ってみるってぇとまたまた驚いた。昔使ってた感触より全然いいじゃないの。
毎日ひたすら、その時思った事をそのままノートに書き殴るってな事をボールペンやシャープペンやってたんですがね、この日から万年筆一本槍。
そんなある日だ。ノートを使い切ったもんだから変えたんですよ。
なんせ楽しいもんだから、結構なペースでノートを消費するってんで、庶民の味方100均で買ったノートだ。
するってぇと、途端に書き味が悪くなる。なんだか書いた字もインクが滲むよんなった。
こいつはどうした事かと考えて気付いたね、ノートだよ。
紙の質が変わったらペン先との相性も、インクとの相性も悪くなっちまった。
ここで元のノートと同じのを買ってこりゃ良かったんだが、あっしゃあ気付いちまったもんだから確かめなきゃ気が済まない。
紙が変わると、書き味もインクのノリも変わる。ってぇこたぁだ。もしかしたら、この世の物とは思えねぇような、極上の書き味を堪能できる紙ってぇのが、どこかにあるのかもしんねぇ。
ん?待てよ?その前に万年筆自体が、もっとこう、あっしに合う最高の物が存在してんじゃあねぇのかい?
ここに気付いちゃったからさぁ大変。万年筆について調べてみると、出るわ出るわ、その書き味だけでもサラサラ、スラスラ、ヌラヌラ、カリカリ、サリサリ・・・。
挙げ句に紙と接するペン先は純金製の方がいいらしく、フワフワだのペナっとしただのしなりがどうだのもう何がなんだかわかりゃしねぇ!
ところがそんなのは個人の見解、感覚だろ?ってんで、本当の所は実際自分で使ってみなきゃわかりゃしねぇ。
こちとらそんなお足が無限に湧いて出るわけもねぇってんで、ヤフオクだのメルカリだのを見始める。
この時点で終わっちゃってんだよね。
これもぅ何年前の話かね?もぅ4~5年経ってそうなもんだけど、どうなんだろうね?
もう今ではすっかり万年筆も紙もインクも「あっしにはこれが最高なんでさぁ」って思う物使って、純粋に「書く」って事を楽しんでますけどね。
この一本、一瓶、一枚に出会うためにどれだけ試して、どれだけ使ったかは言えやしませんけど、もぅ「万年筆は買わねぇ!一生買わねぇよ俺ぁ」てな境地にたどり着く一本に出会えたってぇのはありがたい話だねぇ。
ん?そんな大きな事言って大丈夫かいって?
おぅでぇじょうぶだ、賭けてもいいぜ?なんせ物が万年筆だ
書け(賭け)て当たり前なんだよ
おあとがよろしいようで。