鬼の棲み処

普通な人「おーが」の記憶を逃がす場所、ただの備忘録

滅殺!


とまぁ、物騒なタイトルで始まったんやけど、以前書いた家の水槽の状況があれからすっかり変わったのに、
←ココに「カテゴリ」なんてのが存在してて「飼育」なんてカテこさえてたのをすっかり忘れてた男おーがです。みなさんこんばんは。


まずはおさらいから。
我が家には2つの水槽があって、1つは我が家のアイドル的存在、ジェットストリームイモリさんアカハライモリ)飼育中。
数年前、仕事中に山奥で偶然見つけた沼地にうじゃうじゃ居たのを捕獲。
脱走したり人にあげたりで数減らして、現在は♂1匹♀2匹の計3匹。
飼育は簡単で、基本放置。ただ、脱走対策だけはきっちりしやんと、ある日突然干物が発見されて「うひょう!」てなる。
もう3年目に突入するけど、水が減ったら足す、思い出したようにエサやるだけしてりゃ、ほんま放置で無問題。
飼育環境見てもらえれば解るやろけど、常温飼育。夏の暑さにも耐えるし、部屋ん中やったら冬場でも冬眠せんと動いてる。
どころか、春んなったら毎年産卵してくれる。まだ、成体にした時あれへんけど、今年も何匹か育ってる。

 
プラケで飼育されてる量産型イモさんず
イモリて驚くほど強靭な肉体の持ち主で、手足の再生はもちろん、眼球の水晶体まで完全復活するらしい。
トカゲの尻尾て切れてもまた生えるやろ?けど、あれ、完全復活してへんくて、骨までは再生してへんのさ。
せやから、一度切れた尻尾の先はもう切られへんくて、根本から切ってしまうと尻尾切る機能は失われんのさな。
我が家の♀イモリは、脱走して体表カピカピんなって固なった「ほぼ干物状態」で飼い主様が見つけたんやが、何を思たんか水に浸けといたら、数日後には元通り元気んなったてくらい丈夫。
さすがに繁殖能力は失われてるぽくて、卵産まんかったけど、元気でエサがっついてる。
更に奴ら、ふぐで有名なテトロドトキシンてな猛毒を微量ながら持ってて、捕食する敵が存在せぇへん。
猛毒持ってんのは自覚してるらしく、見の危険感じると毒々しい腹の模様を必死こいて敵に見せつけたりするくらい。
つまり、猛毒と自己再生能力の高さで、防御能力的にはわりと生物界最強の部類。
そんな無敵生命体やから、ずっとのんびりのほほんしてて、見てるだけで癒される。
家では水に浮く人工飼料で育ててんのやが、水面に浮いたエサ捕り損ねるくらいのんびりした生き物《笑

もう1個の水槽では、救われしどぜうさん(マドジョウ?)飼育中。
こいつは、前住んでた家の隣に住んでたガキが、捕獲してバケツに放り込んで放置してたのを救出したん。いや、詳細は聞くな《笑
隣のガキは毎回必ずバケツ放置でグロい事んなってるから、おーがは救世主。
こいつの飼育も割りと適当。ただ、水が汚けりゃ石の上に逃げられるイモさんと違って、水中でしか生きられへん魚類だけに、水質にはちょっと気ぃつけてる。
エアレーションしてへんから酸欠が心配やけど、水面波打つ状態やから多分大丈夫やろ?ってんで放置。今んとこ大丈夫っぽいし。

はい、おさらい終わり。
で、タイトルに戻るんやが、実はこのどぜうさんが入ってる、通称「お魚さん水槽」が大問題で




呪われた水槽かっ!




てくらい生体が長生き出来やん。完璧に滅殺!されるんよ。
過去にクロメダカ、ヒメダカ、ヨシノボリ、ミナミヌマエビレッドチェリーシュリンプなんか入れたんやけど、ことごとく全滅しよる。
pHチェックなんかもしてたんやけど、6〜7くらいで無問題なはず。
基本的に、元気にしてたんが突然コロッと逝くパターンやから、原因が解からん。
いや、あと考えられるんは病原菌?てな訳で、とりあえず魚も減ったし時間もあるってんで、本日完全消毒&リセット決行!
つまり、病原菌(が居たら)滅殺!て事。


まずは、どぜうさんとヨッシーさん(この段階ではまだ生きてたヨシノボリ)の避難場所兼消毒場所としてプラケに水1L入れて、塩10g投入。
魚の消毒として効果高い塩水浴て奴。
基本は0.3%でこさえて、半日毎に0.1%上げてって最終的に0.6%くらいの塩水に1日浸けとくんやが、面倒いもんやから1%の塩水に1時間くらい浸けとく方法で開始。
水槽から魚出したら、水捨てて水草をバケツに放り込む。バケツには水道水そのまんま入れて、日の当たる場所へ。
こうすると、水道水のカルキと日光の紫外線で消毒されるて寸法。水を1〜2日毎に変えれば、1週間でokちゃうかな?
水槽の底砂と石、流木、そいからフィルターのろ材は煮沸消毒。それぞれ鍋に入れて、水入れて火にかけて、沸騰後10分放置で完了。
俺は沸騰するお湯の中で10分以上生き続ける生き物を知らん!て事で割と我流。と、



ここで痛恨のミス!




UKTやnnkの事気にしながら、ぼんやりとやってたもんやから、フィルターの部品まで投入しちまった!
当然、熱に弱い樹脂部品はぐんにゃり曲がっておシャカ。
一般家庭やったらここで買いに走るんやろけど、そこはおーが。慌てず騒がず予備のフィルター持ってきて終了。
濾過能力が大幅に落ちる可能性あるけど、諦めて方向で自己完結して新しいフィルター軽く水洗い。
ついでに水槽もしっかり洗って、コケとヌルヌルを一掃。本来はタブーなんやが、洗剤まで使てしっかり洗浄&除菌。当然、洗剤が残らんようにしっかり水洗い。
その後水槽と底砂を、駐車場に広げたビニールシートの上で天日干し&日光消毒。石と流木は水草と同じようにバケツで日光消毒。
2時間くらいしたら雷鳴り出したもんやから、降ってくる前に撤収。ほんまはもう1〜2時間日に当てたかったんやけどな。
撤収したら部屋に戻って、水槽にフィルター設置。
「外掛け式」呼ばれるフィルターの交換ろ材が気に入らんもんやから、軽く改造して設置。改造については、後日正式に改造する時にでも詳細書くわ。
底砂入れたら、カルキ抜いた水入れて、フィルターの運転チェック。異音、水漏れがあれへんの確認したら魚入れ・・・




ぎゃ〜!ヨッシーさんがひっくり返ってる!




丈夫いから適当でえぇやろと思てたヨッシーさん昇天。1%の塩水には耐えれたかもしれんが、いきなり入れたんがあかんかったっぽい。
ヨッシーさんごめん、マジごめん。
かなり凹みながら、どぜうさん投入して消毒リセット完了。


殺風景な水景の出来上がり《笑
このまま様子見てよさそうなら、石、流木、水草投入して更に様子見。
よさそうやったら生体追加しよ思てる。

今日のところはこんな感じ。割りと難儀しながらやけど結構楽しんでるし、元々好きな趣味やから今後もぼちぼち書いてこうと思う。
飼育記録つけるのて、割と有用やったりするしね。