鬼の棲み処

普通な人「おーが」の記憶を逃がす場所、ただの備忘録

ここから始まる

ogre-ogre2005-05-05

我が家の前に見慣れない物がある。

HONDA CBR250F

20年近く昔の古いバイクだ。
正確には自分で取りに行った訳だから、当然あるべくしてある訳なんだが…。
とうとう手に入れた、いや、手に入れ「ちまった」が正しい。

ネットで知り合った男が唐突に言い出した
「古いバイクがあるんだが、土に帰る前に取りに来い。」
という言葉が発端。
正直戸惑ったが、基本的にバカな俺は張り切って取りに行った。嫁と子供を乗っけて、片道700㎞を。
奴は初対面の俺に対し「古くからの親友」のように接し、歓迎してくれ「バイク乗り」と認めてくれた。
バイクと対面し、エンジンをかけてくれる。寄せ集めた部品を自分で組み上げたからか、入念にチェック。
「大丈夫だな。」
奴は跨るように促す。
黙って跨り右足をステップに乗せ、両手をハンドルに。懐かしい態勢に昔の感覚が甦る。アクセルを開ける。
「フォーオーアァーー」
膝が震える。体中に鳥肌が立つ。こみ上げる笑いを押さえられない。
そして、胸に沸き上がる衝動。間違いない、俺は「帰ってきた」んだ!!

偉そうに言っても免許が無いから乗れないし、取る予定も立ってないのが悲しい。
けど、カウル外してライト変えたり色塗り変えたりする分には免許なんか要らないから、ココへはバイクに関する何かを買った時や手を入れた時の事をメモ書き的に書いていく事にしようと思う。
つまり、バイクは好きなんだけど、良くは解っていないおっさんが古いバイクをぼちぼち弄りながら、乗れるようになるまでを、私的にまったり綴っていくブログになるな。