鬼の棲み処

普通な人「おーが」の記憶を逃がす場所、ただの備忘録

禁断の扉


週が明けたら梅雨も明けたらしい。が、相変わらず空は青いが空気は重い。
夏はすぐそこまで来ているはずなのに足踏み状態っぽくて、軽く苛つく。


さて、この週末は、いい加減パルを組み立てる予定だった。が、思わぬ難敵が現れ悪戦苦闘。

朝、作業着に着替え駐輪場へ行き、ブルーシートを外す。そして段ボール箱にまとめてある部品の中から、今日取り付け予定の、エアクリボックス、メットインケース、オイルタンク、ガソリンタンクを取り出す。以前から気になっていたオイルと砂の混じった汚れのこびり付きが気になり、エアクリボックスを洗い出す。

「なんじゃこりゃ〜!」

いい具合に粘度の上がったオイルは半ばグリスと化し、洗剤で洗ったくらいでは落ちない。
仕方なくあまり良くないとは知りつつパーツクリーナーをぶっかける。

「ダメだ…。」

厚い層の表面しか落とせない。パークリをかけながらこすり洗いするが、細い溝の中が上手くいかない。
エアクリボックスやオイルタンクなんかはプラスチック製の為、あまりパークリは使いたくないのだが、すでに2缶消費している。

「頭来た…。」

おもむろに立ち上がり禁断の器に手を掛ける。一見炊飯ジャーの内窯だが、その中身は…



キャブを浸けおいていた灯油。


これこそプラスチックにいい訳無いのだが、背に腹は替えられない。中に入れ、かき回すように洗う、洗う、洗う…。
お見事!程度の良い中古品の出来上がり。
そして素早く台所洗剤でゴシゴシ洗い、洗浄完了。
問題はEg本体。
蒸し暑さと、灯油を吸って気持ち悪いのと、スーパーメカニックUKTが邪魔するのとで苛つきながら、飼い主様に噛みつく。

「どれだけオイルこぼしてそのままどこを走ったらこうなるのかなぁ?」
「知らない。私半年位しか乗ってないし、普通に通勤に使っただけだもん。」
「じゃあ前の持ち主か?ツレから買ったのか?」
「ううん、お店。モトショップヨ○○ル。」
「こんな状態で売るかぁ!!」

憮然としながら頭を恐ろしい考えがよぎる。

「オイルホース大丈夫だよな…?」

ホースの径を計って、耐油チューブ買いに行くのが面倒くさい(w
とりあえずキャブは付いた。エアクリボックスも付いた。
キャブにホースがつながっていない、エアクリボックスも座りが悪い…やり直しorz
というか、嫌になって中断。
しかし、ホースの類が余る心配も無く、組み上がる気配は見えた。Eg本体のオイル汚れさえきっちり落とせば、今月中に乗れそうな予感。


目標!8月1日の登録!
だって俺、休みだからさ。