鬼の棲み処

普通な人「おーが」の記憶を逃がす場所、ただの備忘録

2013夏〜予定は無駄無駄無駄ァ!〜

「のんびり」と「グダグダ」てのは似て非なる物なんやなと最近気づいた男おーがです、みなさんこんばんは。
夏休み後半っちゅうか、本番が終わって放心状態な日々が始まったんやけど・・・早よ冬んなんねぇかなぁ《笑


さて、今年の夏休みは「計画することの無駄さ」を思い知る夏休みんなったわ。
とりあえず、今月1日の時点で決定してたんは、「11日〜18日が盆休み」て事と「14日の夕方から榛名湖畔で野宴」て事。
で、これら踏まえて5日の月曜日辺りから計画立てるんやが、12日の月曜日は飼い主様が出勤確定。しかも夕方からnnkの幼稚園の行事が有るってんで、早ても12日の夜からしか出られやん。
そうなると自動的に飼い主様の夏休み突入と同時に行動開始になるもんやから、慌ただしてしゃあない。
じゃあ12日はゆっくりして、13日の昼前くらいにのんびり出発する感じで暫定的な予定立てた夕方。




13日の昼から用事が入った《笑




断る事も出来るんやが、それはいろいろ損やなってんで、時間的にキツなるけど立ち寄り地やらルート変更かけていくつかのプラン完成。
それを飼い主様に見せて、どんな感じがえぇか確認しつつ微調整して13日〜16日までの計画完成。


そして夏休み本番突入!
11日日曜日はnnkが年中さんやった時の担任の先生が結婚式やるってんで、飼い主様とnnkが参加。
おーがとUKTの「男の子組」は午前中ダラダラして過ごす。
午後から「女の子組」と合流すると、昼ご飯食べに出てちょこっと買い物した後ダラダラと過ごす。

12日は飼い主様出勤。UKTは朝飯も食わずに宿題始めて缶詰状態。nnkと2人でイチャイチャして夕方まで過ごす。

13日の昼前。
おーがの予定やと家族4人で出発して、用事済み次第関東向かうはずが、用事はがあんのはおーがとUKTの2人だけってんで、飼い主様とnnkはお留守番に変更。
まぁ、家基準にしたら関東とは逆方向への用事だけに一旦帰宅すんのも大して苦にならんし、屋外で1時間程度過ごす予定やから、ガッツリ晴れてる炎天下はしんどいやろからしゃあないかと、おーがとUKTだけでとりあえず出発。
目指すは「四日市少年自然の家
用事てのはこの野外学習施設が募集した「親子でカヤック体験」てな企画に当選したもんやからカヤック体験するて事。しょっぱなからアウトドアでちょっとカッコえぇやろ?




応募した事すらすっかり忘れてたけど《笑




30分くらいですんなり到着して、割りとアバウトな感じで体験学習開始。
まずは水遊びの基本、ライフジャケットについての講義。
大人用は1サイズしかあれへんもんやからヒヤヒヤしながら着てみたらギリギリ着れて一安心。


お次はパドル操作を陸上でするんやが、実際水つかむ感覚なんざ水中やないと解れへんやろ?っちゅう事で、持ち方習っただけで終了。
体験学習開始10分でおーがとUKTは水上へ。

ここで豆知識。カヌーとカヤックと手こぎボートの違い知ってる?
まずは「手漕ぎの小舟」てな感じのカテゴリがあって、そん中で「ボート」と「カヌー」に分かれんのさ。
分類方法は「進行方向に対してどっち向きでこぐか」だけ。
進む方向向いてこぐんがカヌーで漕手の背中の方へ進んでくんがボート。
カヤックはカヌーの一種で、1本の棒の両端にブレードが付いたパドル使うんがカヤックで、1本の棒の片方にブレード付いてるパドル使うんがカナディアンカヌーやと思て間違いないらしい。

そのカヤックも形状や構造でいくつかの種類に分けれるんやが、今回おーがとUKTが乗ったんが、樹脂製一体形成型の2人乗りで本体の上に座るタイプ(シットオン)のカヤック


扱いやすいし自由度が高いんやが、船体の中に腰まで入り込むシットインタイプと比べると、重心が高なる分揺れるから注意。初めてカヤック乗ったけど、揺れはボートの比やない。
船底の面積が圧倒的に狭いから当然なんやろけど、乗り込んだしょっぱなから




やらかすとこやった《笑




水上では全くのフリー。見ててやるから好きにしろやって感じで、各人思い思いの方向に漕いで接触してる《笑
おーがはバス釣りにハマってた時にあちこちの池でボート漕いでるからお手の物。むしろ、進行方向見ながら漕げる分カヤックのが楽。
UKTも「涼しいし普通なら行けないとこに行けるから楽しいね。」なんて言いながら、淡々と漕ぐ。

 
親子揃って、ちょっと本気で欲しなった。

そうこうしてるうちに笛が鳴って終了の合図。
ライフジャケットとパドル返したら解散てなゆるい流れの中で時計見ると14:15。
予定では14:00終了のはずやったのに・・・。
気ぃ利かせてくれたんやろけど、予定が狂う!
大慌てで




アイスクリーム食べながら




帰ると飼い主様とnnkは準備万端すぎてまったりモード《笑
パドルの操作上カヤック本体に水が入るもんやからパンツまでヌレヌレのおーがとUKTはシャワー浴びて、着替えてようやく出発したんが15:20。


この時点で予定より30分遅れ。
多少焦る気持ちもありつつ、事故っちゃ元も子もないってんで安全運転心がけて走る。
予めセットしたiPhoneのナビに従って、R477→R23→R155と走って、目指すはR1沿いにある「知立名物大あんまき」で有名な藤田屋へ。
基本的に予定より遅れてるもんやからパスするつもりやってんけど、藤田屋での休憩予定を30分取ってたんが幸いして、藤田屋出発予定時間に到着出来そうなもんやから、予定通り大あんまきゲット!
全員にトイレの確認すると、素早く藤田屋離脱。これで予定より10分程度の遅れまで取り返した計算。

R155→R153でひたすら長野方面目指すんやが、盆休みといえどまだ明るい道、どうにも車が多い。
R153なんざ深夜か早朝にしか走った時あれへんもんやから全く慣れやんペースに多少イライラしながらひたすら進む。
そして、時計とにらめっこしながら、中央自動車道「飯田山本IC」の看板が見えた辺りで時間の計算始めて飼い主様に相談。
結果、松川ICから中央自動車道乗って、岡谷ICで降りると湖畔のセブン-イレブンへ。到着時間は20:25。ギリギリ間に合った!

諏訪湖言うたら、国内最大打上数を誇る花火大会が有名なんやが、実は夏の間だけ毎晩20:30〜20:45の15分間花火打ち上げてんのさ。
見物客もまばらなまったりとした時間が流れる中、割と近くで見られるこの花火がおーがのお気に入りで、毎年なんとかして見に来ようとする。
今年も無事、家族4人揃って見れたし、nnkが喜んでくれたんで大満足。

予定やと花火の前にセブン-イレブンで晩飯買うて、花火見ながら食事。花火の後は近くの温泉向かうんやが、現実はこれから晩飯。
温泉の営業時間の関係で温泉はパスせざるを得やんもんやから、飯食いながら相談。
予定ではこの近くにある池の駐車場かなんかで寝るつもり。
実はこの池てのが、珍しくおーがが観た時ある邦画「いま、会いにゆきます」のロケ地らしいもんやから、朝の散歩にちょうどえんちゃうん?思たんさ。
で、飯食い終わって行ってみた。雑木林の中の曲がりくねった道抜けた先にあるちょっと開けた空き地が駐車場っぽいんやけど、とにかく真っ暗。
夜中にトイレに起きても恐てどうにも出来やん感じなもんやから、ここはパスして先へ進むことに。

実はこの池、結果的には使えやんかったんやが、大きな功績残してくれてんのさ。てのも、大体群馬方向行くときは、諏訪湖のそばの岡谷ICからR20→R142で佐久市まで行くんやが、おーが愛用のナビは佐久市から榛名をR18経由で結びたがるんさ。
この糞暑い盆の連休に、避暑地で有名な軽井沢のど真ん中抜けるR18走るとか馬鹿げてんじゃん?しかも碓氷峠とか峠の1本道走るとかキチガイ沙汰じゃん?
R18が混む前に抜けようとすると手ぶらで榛名湖畔入りか、榛名湖通りすぎて藤岡市高崎市まで行かなきゃならんもんやから困ってたん。
ところが、諏訪湖そばで寝床求めて地味で真っ暗な池発見した結果、岡谷IC→R20→r40→R152(白樺湖)→r176で業務スーパー寄りつつ→R144→R145→r28てな割りと快適なルート発見したんさ。
実際このルートで今回榛名入りしたんやけど、今後榛名行くんはこのルートんなる思うわ。

さて、話し戻して、この日の予定やと地味な池の駐車場で寝るか、白樺湖までのどっか道端で寝る予定やってんけど、ご機嫌で走ってるうちに白樺湖到着。
翌日に朝ごはん買う予定やった白樺湖畔のローソン目指すと夜は営業してへんらしく閉まってて真っ暗。
御存知の通り白樺湖周辺はリゾートホテル群になってるもんやから、タダで湖畔で寝泊まりできるスペースなんかあれへんやろいう名推理の元、白樺湖通過して先進む事にした。
ガンガン下りつつ、しばらくR152走ると右手に「マルメロの駅ながと」てな道の駅発見。

車停めて周囲を探索すると、公衆トイレがあって、ローソン、土産物屋、温泉施設なんかがあってかなり使える予感。
朝起きていきなり温泉浸かっちゃう?なんて妄想抱きながら眠ると、30分後くらいに飼い主様が目を覚ます。
無言で車の窓開けようとするんやがここは山ん中。虫が入ってえらい目んなるのは解ってるもんやから止める。
うん、実はおーがは起きてた。むしろ




暑て寝れやんかった。




長野の山ん中やから安心してたけど、標高600m程度やと親子4人が閉めきった車ん中居てるとかなり暑いんな。
しゃあないから、標高高いとこ目指して来た道戻る。
白樺湖通過した辺りの道の端、車1台停めれそうなスペース見つけると車停めて目ぇ閉じる。
さすが標高1200m、あっさり眠りについた。